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遠藤達彦さん(女川町観光協会)- OnagawaNow!2018年3月11日放送分

2018年03月19日

2018年3月11日、女川町は東日本大震災から7年を迎えました。
7年の節目、とする声もありますが、私たち被災地と呼ばれる土地に生きている側からすると、まだ復興まっただなか。
何も終わっていない、あの日から続いている一日でしかないし、亡くなった家族や友人たちの冥福を祈る日であることに変わりはありません。

しかし今年は、コバルトーレ女川のJFL昇格後初の試合が追悼式典と時間丸被りということも大きな話題となりました。
哀しみばかりとりあげられるこの日に、嬉しいニュースも送り出せる町になったというのは、大きな変化なのかもしれません。

さて、東北放送TBCラジオ、そして各地のコミュニティFMにて、いまも継続している女川町発信のラジオ番組「おながわなう。」改め「OnagawaNow!」
今回は、シーパルピア女川に新しい事務所をオープンさせた、女川町観光協会の遠藤達彦さん(47)をお迎えします。

震災後、新しいまちづくりが進む中で、観光に力を入れている我が町。その中心となる観光協会で、いつもニコニコと町を訪れる人の案内役を務めているのが遠藤さんです。

震災前は家族で小さな水産会社を営み、銀鮭の加工品などを築地や全国へ出荷していましたが、津波で父を失い、震災後は会社も畳んで、畑違いの観光の仕事に取り組むことになりました。

遠藤さんはその経験も生かして、被災地見学・学習目的で訪れる人への「語り部ガイド」も務めています。

悲しみを抱えながらも、それを震災を知らない人々へ伝える「語り部」にどんな想いで取り組んでいるのか?
同じく津波で娘を亡くし、語り部ガイドもしている佐藤敏郎が本音で語り合いました。

【Podcast版 OnagawaNow!は】

コミュニティFMで放送した60分バージョンでの内容を元に
ポッドキャスト用に再編集・構成してお届けします。

著作権の関係で、音楽やテーマ音楽につきましては、
一部の曲、BGMなどをカットしたり、差し替えております。
あらかじめご了承ください。

※ラジオ放送版の内容をお聞きになりたい場合は、コミュニティFMでの各放送時間に
各ラジオ局で、あるいはそのサイマルラジオなどのネット配信でお聞きください。

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