番組アーカイブ

スノーモービルズ・遠藤裕文さん – OnagawaNow!2018年2月25日放送分

2018年03月04日

東北放送TBCラジオ、そして各地のコミュニティFMにて、いまも継続している女川町発信のラジオ番組「おながわなう。」改め「OnagawaNow!」
今回でおながわさいがいFM時代からの通算だと2148回、2018年2月25日TBCラジオ放送分ではちょうど100回目!!の放送となりました。

記念すべき今回のゲストは・・
女川町で生まれ育ち、あるときは英語の講師、またあるときは音楽家、その正体は「風景観察官」!? 浦宿在住の遠藤裕文さん(49)をお迎えします。

半世紀の歴史を数える「遠藤そろばん塾」の長男として生まれた遠藤さんは、YMOに影響されて音楽に目覚め、高校時代からドラムを皮切りに音楽活動を開始。
その後、東京在住の仲間と「スノーモービルズ」というユニットを結成します。そのユニットが自身も憧れたYMOの制作スタッフの一人、寺田康彦さん(元アルファレコード・STUDIO–A)の目に止まり、氏のプロデュースのもと、1997年にデビュー。
しかしデビュー後も東京に移住はせず、あくまで女川に住み続け、本業をこなしながら活動していくというスタイルをとり続けました。

リリースされた作品としては20年でアルバム3枚シングル2枚と数少ないものの、マイペースに、地道に自分たちの音楽を追究。
2017年春には、東京でデビュー20周年ライブも開催しました。

一方で、2011年には東日本大震災を経験。
自宅は難を逃れたものの、それまでも楽曲のモチーフとしてきた女川の町並み、風景が失われたことにショックを受け、また自身の立場だからできることをしたいと、震災発生から半月後より町内の避難所を周り、わら半紙刷りの情報紙「うみねこタイムズ」を発行するなど、さまざまなアクションを起こしました。

最近は復興していく町の姿を見ながら、新たな創作意欲やイメージもわき、女川をモチーフとしたソロアルバムの制作を進めています。

女川で生まれ育ち、いまも女川から音楽を発し続けている遠藤さんのこれまで、そしていま作っている音とトークをお楽しみ下さい。

番組内では、敏郎先生とのジャムセッションもお届けします!

【Podcast版 OnagawaNow!は】

コミュニティFMで放送した60分バージョンでの内容を元に
ポッドキャスト用に再編集・構成してお届けします。

著作権の関係で、音楽やテーマ音楽につきましては、
一部の曲、BGMなどをカットしたり、差し替えております。
あらかじめご了承ください。

※ラジオ放送版の内容をお聞きになりたい場合は、コミュニティFMでの各放送時間に
各ラジオ局で、あるいはそのサイマルラジオなどのネット配信でお聞きください。

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