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角田 明さん(角田ちん餅店) – OnagawaNow! 2017年10月29日放送分

2017年11月07日

東北放送TBCラジオ、そして各地のコミュニティFMにて、いまも継続している女川町発信のラジオ番組「おながわなう。」改め「OnagawaNow!」
今回は、ことし9月から毎週月曜と火曜日に災害公営住宅など女川町内を巡回して、あまくてんま~い大判焼きなどの移動販売をはじめた「角田ちん餅店」の角田 明さん(44)にご登場いただきます。

女川町・清水地区に生まれ育った角田さんの実家は、祖父母がはじめた「角田ちん餅店」でした。元々はお米を持ってきてもらって、それをお餅に加工する代わりに「加工賃」をもらうところから始まったため、「賃=ちん」餅店という名前だったそうですが、その名の通り、正月や餅巻きに使うお餅から、それらを使ったお菓子などを製造・販売していました。

角田さん自身は中学を卒業後、高校からは仙台に出てしまい、そのあとは家庭をもっての会社員生活。女川には年末年始に帰郷がてら実家を手伝うために帰ってくるくらいでした。
そんな角田さんの人生を一変させたのが、まさにあの震災でした。
ちょうど一か月前に仙台市の荒浜地区にマイホームを建て、春からは子供が小学校に入学予定というタイミングで、あの震災に遭遇したのです。

建てたばかりの自宅、そして女川の実家、両方が津波で流されました。さらに自身は当時、単身赴任で三重県におり、家族や実家が大変なときに、すぐに宮城へ帰ることもできず、無力さを実感したそうです。
変わり果てた我が家とふるさと、そして自身も避難所生活へ。幸い家族は無事でしたが、祖母だけは行方がわからないままでした。

震災から6年、女川に残った同級生たちは、復興の中心役を担っていました。
そんな姿を見たことや、震災当時、なにもできなかった自分への後悔。そんな想いと、跡形もなくなった実家で偶然見つけたあるモノがきっかけとなって、角田さんは脱サラを決意しました。
そしてこの秋、「角田ちん餅店」三代目として看板を復活させたのです。

現在はこの移動販売車で、女川を中心に、仙台の荒浜・閖上地区などを回っています。
はじめてまだ2か月、「まだまだこれから」という角田さんの今の気持ちや、これまでの想いをお話しいただきました。

角田ちん餅店についての情報はFacebookページで
https://www.facebook.com/k.chinmochi/

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