番組アーカイブ

女川さいがいFM 2016年3月11日の放送から:2016年女川町追悼式中継と、スタッフのコメント

2017年03月11日

【この番組は、2016年3月11日に女川町で放送されたものです。】

オナガワエフエムでは、前身である臨時災害放送局「女川さいがいFM」時代の番組を一部再編集し、アーカイブ公開を随時行っています。

今回は東日本大震災からちょうど丸5年を迎え、さいがいFMの放送終了が目前に迫っていた2016年3月11日の午後2時から生放送でお送りした2016年女川町追悼式典中継の一部と、その中継終了後に行った女川さいがいFMメンバーによるコメントを公開いたします。

女川町では、毎年この日に町主催の追悼式典を行っており、多くの町民が参列しています。
町民の一割近くが亡くなっていることもあり、ほとんどの人にとって大切な家族・親戚・友人・知人の命日となり、合同法要のような意味合いを持っています。

仕事中などの町内で式典に参加できない方や、町外にいる親族や出身者の方にラジオを通じて参加していただくべく、女川さいがいFMでは毎年、この模様をインターネットを介して届けてきました。

会場からの音声を聞いて、あるいは式典から早足でスタジオに戻ってきたスタッフたちは、中継終了後、これまでの5年間、そしてあの日、あの時の自分を振り返り、語り合いました。

番組の性質上、これまで再放送などは行ってきませんでしたが、ここで語られた内容は同時にメンバーたちによる証言録でもあると考え、改めて一部編集を加えた上でポッドキャスト化しました。

なお著作権の関係で、音楽やテーマ音楽につきましては、一部の曲、BGMなどをカットしたり、差し替えております。
あらかじめご了承ください。

女川さいがいFMは、2016年3月で臨時災害放送局としての活動を終了しました。
現在は一般社団法人オナガワエフエムとして、週一回、復興まっただ中の町の現状を伝えるラジオ番組として「OnagawaNow」を女川町のスタジオで制作し、東北放送など各地のラジオ局を通じて配信してます。
番組で取り上げた内容については、同時にポッドキャストで公開したり、SNSなどを通じて文字・写真の情報としても発信しています。