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OnagawaNow! 2017年1月29日放送分:岡裕彦さん(おちゃっこクラブマスター)後編

2017年01月30日

女川さいがいFMから、放送を東北放送、そして各地のコミュニティFMへ移してリニューアル・継続している「おながわなう。」改め「OnagawaNow!」

女川町民はもちろん、ゆかりの人々をご紹介していくインタビューコーナー「この人さ聞いてみっちゃ」
来週に引き続いて、女川町地域医療センターの駐車場内にあるプレハブ建ての仮設コミュニティカフェ「おちゃっこクラブ」のマスター、岡 裕彦(おか・ひろひこ)さんにご登場いただきます。

前回分(リンク)では、震災前に岡さんが経営していたライブハウス「ダイヤモンドヘッド」のお話から、仮設の喫茶店兼コミュニティカフェ「おちゃっこクラブ」を立ち上げた経緯などをお話いただきましたが、今回はそんな岡さんのもうひとつの顔にクローズアップ。

女川町の伝統芸能である「獅子振り」の演舞団体のひとつ「女川港大漁獅子舞 まむし」のリーダーも務める岡さん。
三陸の浜の文化として数百年にわたり「獅子振り」の名前で続く獅子舞(ししまい)は、各浜ごとに違う顔や特徴を持った獅子がおり、新しい船が完成したり、お祭りやお正月など「おめでたい」行事には欠かせない存在です。
お正月には町内の各家庭を廻り、無病息災、一年の幸せを願います。

少子高齢化に加えて、震災による津波で獅子や太鼓といった道具も失われ、存続が危ぶまれていましたが、子供達の「獅子振りやりたい」という声に勇気づけられ、震災後まもなく、段ボール製の獅子を作りあげて再開を遂げました。

町内のお祭りごとはもちろん、ご支援への感謝の意味も込め、伊勢神宮や四日市祭りなど全国各地のお祭り・イベントから、ショッピングセンターのイベントまで、各地に出張演舞する機会が増えた「獅子振り」。

数ある各浜の獅子振りの中でも、「まむし」は伝統を守りながら、ヘッドセットマイクを使ったMCなど、現代的な表現も取り入れたパフォーマンスで話題を集めています。

「まむし」は、2月22日、女川町の「鈴幸漁業新造船」に演舞予定です。

女川町大漁獅子舞「まむし」Facebookページ
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女川町大漁獅子舞「まむし」Twitter
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