2016年09月26日
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女川さいがいFMから、放送を東北放送、そして各地のコミュニティFMへ移してリニューアル・継続している「おながわなう。」改め「OnagawaNow!」
女川町民や、ゆかりある方をゲストにお話を聞く「この人さ聞いてみっちゃ」も、この番組内で継続しています。
【今回のポッドキャストは……】
震災前、現在の女川駅近くの場所で営業していた食堂「成田屋」の店主で、現在は女川町地域医療センター内で「復興食堂さんさん亭」を運営する成田城太郎さんをお迎えします。
成田城太郎さん(写真左)
名物メニューの牛タンで町の人々の舌鼓を打ってきた「成田屋」は、震災時の津波で店舗が流出してしまいます。
しかし、そんな状況にも負けず、女川町内の飲食店メンバーで結成していた「麺飯組合」の中心として、避難所の食事作りを開始。翌年2012年、現在の女川町地域医療センターの一角に「復興食堂さんさん亭」を開店し、仮設店舗の整備もまだままならなかった時期から、町の人々、そして復興工事に携わる人々の胃袋と心を満たしてきました。
思わず声が出るほどのボリュームながら、価格は震災当時から低価格を守りつづけています。
成田さんはやがて、2015年に「成田屋」の復活を決意。新たな自宅兼店舗という形で、ふたたび店の灯をともし始めました。
「復興食堂さんさん亭」の5年間、そして念願の「成田屋」再開。
成田さんの眼には、いまどんな景色が見えているのでしょうか。