2018年10月20日
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10月14日放送回のゲストは…
今回は災害FM時代からたびたびゲストにきてくれた福島県南相馬在住の芥川賞作家・柳美里さんが半年ぶりに登場!
すでにご存じの方も多いと思いますが、彼女はJR常磐線の小高駅近くに自宅を改装して書店兼カフェとして地域の人が集まれる場所「フルハウス」を今年の春にオープンさせました。今回、その第二期として、元・水道工事店の工場だったスペースを生かして、100人弱が入れる小さな劇場「LA MAMA ODAKA」もオープン
その記念として、彼女が脚本・演出を手掛けるお芝居を上演しました。
第一弾となったのは、先月9/17日まで、地元の高校生たちが主演する「静物画」という舞台。
福島第一原発事故の影響で、住んでいた町を追われ、長きにわたって避難生活を続けてきた彼らの実体験がセリフに織り込まれている青春群像劇でした。
この舞台を佐藤敏郎も観劇、その会場で柳さんと高校生たちにインタビューした模様をお届けします。そして、実は・・。の劇団青春五月党による第二弾公演が早くも決定!!
しかも明日9/15日月曜から20日土曜までの間、毎日上演されます。タイトルは「町の形見」
今度は逆に小高で生まれ、暮らしてきて、あの日、3.11からやはり避難生活をしてきた地元の高齢者たちが出演し、3.11で分断され、そこから再び止まった時間を動かし始めたいま、改めて、自分たちの暮らした地域への想いをプロの役者が演じる聞き手役を通じて、舞台を見る人たちに語ります。
芝居のようでリアル、リアルのようで芝居
長い間、南相馬ひばりFMで延べ千人単位で、地域の人たちと対話してきた美里だからこそできる新しい形の震災伝承でもあります。
チケットは下記で発売中。
女川からも仙台乗り換えでJRでいけますし、車だと2時間弱です。よかったらぜひ見にお出かけください。
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=1842632
その他、リスナーからのお便りもご紹介します。
こちらの音源は、ポッドキャスト用に再編集・構成してお届けします。
著作権の関係で、音楽やテーマ音楽につきましては、
一部の曲、BGMなどをカットしたり、差し替えております。
あらかじめご了承ください。
※ラジオ放送版の内容をお聞きになりたい場合は、下記の時間表をご確認いただき
各ラジオ局で、あるいはそのサイマルラジオなどのネット配信でお聞きください。
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