番組アーカイブ

女川町の企業・商店復興の6年 青山貴博さん(女川町商工会)前編 – OnagawaNow! 2017年7月2日放送分

2017年07月10日

女川さいがいFMから、放送を東北放送TBCラジオ、そして各地のコミュニティFMへ移して継続している女川町発信のラジオ番組「おながわなう。」改め「OnagawaNow!」

今回から前編・後編と2回に分けて、女川町商工会の職員として、町内の企業、商店の活動を支える青山貴博さん(44)
をお招きしてお話しいただきました。



前編では……
商工会職員として赴任してわずか一年後、あの震災に見舞われた青山さんが、まさに足元までを津波にすくわれながらもギリギリで命を取り留めた体験談を中心に、その体験から学んだことなど個人的な体験、想いを中心にお話いただきます。

水害、土砂災害など再び災害が多発している今日この頃ですが、いざというときが「いきなり」やってきたときの参考にしていただけたら……
と考えています。

後編では……
何もかもが瓦礫と化した町の中で、それでもそこから立ち上がり、商工会職員として、女川町内の企業、商店経営者たちの復興を支えてきたこの6年間についてお話いただきます。



女川の復興が語られるとき、あちこちで話題となる「還暦以上は口を出すな」という言葉と考え方。
かつて商工会会長を務めた高橋正典さん(「高政」代表取締役)、鈴幸漁業の鈴木敬幸さんらの言葉として大きな話題となりました。

この考え方がいかにして生まれ、実行されてきたのか。

事務方として、常に、その意思決定の現場に立会い、自らも復興を託された若い世代の一人として走り続けてきた青山さんだからこそ語れるエピソードも飛び出します。

いま震災から7年目に入り、青山さんも40代半ばへと差し掛かりました。

「まだまだ終わらない、新しい街づくりを、さらに次の世代へとどうバトンを渡していくか」

宮城県出身であり、青山さんにとって「自身のテーマ曲」であるというHOUND DOGの「ff(フォルティッシモ)」。
この曲に自らを重ねた青山さんの熱弁がほとばしります。

番組では、その他、おたよりコーナーや、高校生アナウンサーによるミニ番組「おながわなう☆ちび」をお届けします。

■ポッドキャスト版「OnagawaNow!」は……

「OnagawaNow!」ポッドキャスト版では、TBCラジオで放送した内容を元にポッドキャスト用に再編集・構成してお届けします。
著作権の関係で、音楽やテーマ音楽につきましては一部の曲、BGMなどをカットしたり、差し替えております。
※地上波ラジオ版「OnagawaNow!」は、TBCラジオ(宮城県・AM1260KHz/FM93.5MHz)をはじめ、全国各地のコミュニティFMで放送しています。

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