2018年10月07日
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9月9日放送回のゲストは…
兵庫県宝塚市役所から、ここ女川町役場へ派遣・出向中の職員・片岡博史さん
妻と幼い子供たちを残し、2014年から延べ3年半、単身でここ女川町で働きました。
大学で建築を学び、最初は地元関西の住宅メーカーで働いていたという片岡さん。
その後、宝塚市役所に転職し、公共施設の建設プロジェクトを手がけてきました。
東日本大震災による津波でほぼすべての建物が失われ、
一から新しいまちづくりが行われてきたここ女川町では、
建築・建設の専門家が大量に必要となりました。
阪神淡路大震災と、そこからの復興を経験した関西の自治体からは、
女川町に限らず、三陸の被災した自治体には、
その経験を伝え、復興を支援しようと多くの職員が派遣・出向してきましたが、
中でも片岡さんは、建築の専門家として派遣され、
新しい町の司令塔となる町役場兼公共施設「合築」の
新庁舎の建設プロジェクトの中心となりました。
そして・・・、
2018年9月25日、いよいよ7年半ぶりに、
女川町役場の新庁舎が使用開始となります。
行政機能だけでなく、子育て支援センター、図書館、ホールなどの機能を併せ持ち、
海を見下ろせる階段状の建物の2階部分には、
あの震災で亡くなった方々の名前が刻まれた慰霊碑ゾーンも設置されています。
30代働き盛りの大事な時期の3年半を、
生まれ育った関西を離れ、ここ女川町の復興のために捧げてくださった一人の関西人
片岡さんの おもしろ真面目な3年半の日々と、
新庁舎に込めた想いをお話いただきました。
こちらの音源は、ポッドキャスト用に再編集・構成してお届けします。
著作権の関係で、音楽やテーマ音楽につきましては、
一部の曲、BGMなどをカットしたり、差し替えております。
あらかじめご了承ください。
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