オナガワエフエムについて

一般社団法人オナガワエフエムは、東日本大震災の被災地の一つである宮城県女川町では、2011年4月21日より「女川さいがいFM」として開局し2016年3月29日をもてって閉局した臨時災害放送局を起源とする団体です。
女川町及びその周辺の地域復興活動をサポートすると共に、災害時の知識や臨時災害放送局設立及び運営に関する経験・知識を後世に伝える活動をしています。

女川さいがいFM設立の経緯

災害発生時の緊急放送
災害発生時の緊急放送

女川町は、2011年3月11日に発生した「東日本大震災」とそれに伴う津波により、役場の庁舎も冠水するなどの壊滅的被害を受けました。
ライフラインや防災無線も壊滅し、町内には10数カ所に設けられた避難所や、幸いにも損壊を免れた数百世帯の在宅被災者へ町からのお知らせを届ける手段がありませんでした。
そこで、東北及び茨城地区の被災地各所で開設されている臨時災害放送局の仕組みを利用し、町内をカバーするFMラジオ局を開局することとなりました。
震災以降も、台風発生時などは道路が冠水したり、床上浸水も含めた被害が発生しました。女川さいがいFMでは、その都度、被害や避難指示などについての情報を放送するなど、名実ともに臨時災害放送局としての機能も果たしてきました・・・

女川の町に、みんなが役立つ情報と元気を届ける放送を

町内のお祭り会場からの生中継
町内のお祭り会場からの生中継

臨時災害放送局女川さいがいFMは、2016年3月29日正午にその放送を終えましたが、過去のホームページはそのまま残してありあます。
情報は当時のままの部分がございますので、ご注意して閲覧してください。